このお店は、非常に有名なお店ですが、お店のHPを確認すると、驚いたことに既に19店舗も出店されているようです。
1996年10月にオープン。
店主の「中華そば本来の味を提供したい」という思いから、贅沢に材料を使い、深く味の追究に努めた結果、メニューを絞り込み、清潔性と開放感を重んじた店づくりがなされてきました。
「青葉」という屋号は、店主のふるさと仙台のイメージと、「これから伸びゆく、繁れる」という日本的で新鮮な響きを店主が気に入ったことを、由来にとしているとのことです。
「青葉」の店づくりは、店主が育った仙台の「屋台」が基礎となっているようです。
このため、どの店舗も、カウンターのみで、シンプルなメニューとし、カウンター越しに職人さんの顔と仕事ぶりが見えるようになっています。
入店は、平日(火曜日)の18時前後だったのですが、幸いにして、まだ13席のカウンター席の半分くらい埋まっている状態でした。
メニューは、「中華そば」、「特製中華そば」、「つけめん」および「特製つけめん」が基本となっています。特製となると、チャーシュー、メンマが増量され、味付卵が加えられます。
少し悩みましたが、数量限定の太麺のつけめんを注文しました。
つけめんができるまでの間も、職人さんの顔、その働きぶりを確認できますので、非常に安心です。
よく見ると、スープの寸胴には温度計が取り付けられており、徹底した管理がなされているようです。お店のHPを見ると、「青葉」では、「経験」や「勘」だけにこだわらず、「科学的方法」を積極的に導入しているとのことです。なるほど、このような背景があってからこそ、19店舗まで増えたことに納得しました。なお、私が温度計と思っていたものは、お店のHPで確認いたしますと、どうも塩分や濃度を計測する計器のようです。
つけめんを注文してから待つこと約3~5分。以下の写真の「つけめん」が運ばれてきました。
麺は、どちらかというと、白っぽく、こしの強い「平太麺」です。
「うどん」と「中華麺」の良さを合わせた独自開発麺だそうです。
スープは、透明感があり、きれいな色をしています。
お店のHPによれば、動物系(豚骨や鶏ガラ)と魚系(かつお節やさば節や煮干し)を合わせたダブルスープが採用されています。
ただし、注目すべきは、動物系のスープは、豚骨や鶏ガラから作ったスープから脂を分離して取り除いている点です。なるほど、脂を取り除いたからこそ、あの透き通ったスープが完成したのだと思いました。なお、脂が取り除かれていますので、とろみはほとんどありません。
早速、食してみますと、豚骨ラーメンのような強烈なパンチはないです。
しかしながら、しっかりとスープが絡んだ平太麺を食べていくうちに、徐々にほんのり辛くコクのあるスープが口の中全体にしみわたります。動物系特有の臭みも全くなく、非常に上品な味でした。
このお店では、スープに飽きがこないように、自家製の柚唐辛子(無料)を頼むことができます(下の写真を参照)。
私も麺を半分くらい食した後に、この柚唐辛子をスープの中に入れてみました。鼻にツンとくる程に非常に香りがつよく、最初に味わったものとは異なる食感を味わえます。
今回訪問した「青葉」は、コンセプトがぶれることなく明確に示されており、また、商品管理に「科学的方法」を導入するなど、味に対して安心感を与えてくれるお店でした。このような店主の徹底ぶりが、お店を19店舗にと大きくさせたのだろうと思います。
店名:青葉 中野本店
住所:〒164-0001東京都中野区中野5-58-1
電話:03-3388-5552
営業時間:10:30~21:00頃(売切まで)
休み:なし
大きな地図で見る
参照:青葉のHP(http://aobai.jp/index.html)
青葉のカップラーメンも販売されているようです。
サッポロ一番 名店の味青葉中野本店中華そば 122g×12個 サンヨー食品 売り上げランキング : 14221 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
青葉も含めて有名店のラーメンがカップラーメンになっているみたいです。
名店極美味ご当地ラーメンお試しセット12食!旭川ラーメン青葉、札幌ラーメン桑名、佐野ラーメン万里、喜多方ラーメン味平、京都ラーメン天天有、埼玉ラーメンぜんや アイランド食品 売り上げランキング : 13187 Amazonで詳しく見る by G-Tools |