2011年11月4日金曜日

俺の空(ラーメン、東京都豊島区池袋)

 先日(2011年11月上旬)、ラーメン俺の空(おれのそら)に行ってきました。
 この俺の空は、池袋駅から徒歩で約5分の場所に店を構えています。






































 ご覧の通り、何かを主張しているかのように堂々たる入口です。

 店内に入ると、直ぐ右手に券売機があります。


 
 メニューでは、「掛け豚そば」800円、「浸け豚そば」800円および「和え豚そば」800円を基本のラインナップとしています。「掛け豚そば」は、あたたかいラーメンで細麺、「浸け豚そば」はつけ麺で中太麺、「和え豚そば」は汁なし麺で中太麺となっています。

 私は、あったかいラーメンを食べたかったのですが、どちらかというと細麺よりも太麺を好むため、結局「浸け豚そば」を注文しました。

 店内では、黒と白を基調とした落ち着いた雰囲気の空間に、間接照明が採用されています。
 また、以下の写真の通り、厨房および客席のあるカウンターに行くまでに4、5mの通路があり、お客の期待感を高めます。なお、私が行った時には使われていませんでしたが、この通路に沿って待ち客用の椅子が4、5席用意されています。










 


























 上記写真の通路の奥にL字型の12席のカウンターと、このカウンターに囲われた厨房があります。非常に清潔感があり、整理整頓がされた厨房です。また、私が訪問したのは夕方の5時近くでしたが、カウンター席は8~10席位がお客で埋まっていたでしょうか。また、清潔感があるお店だからでしょうか、女性1人の客も3人位いました。女性1人でもすんなり入店できるお店だと思います。
 また、以下の写真の手前側に黒い板が写っていますが、これはごみ箱がお客に直接見えないようにするための板で、店員の細かい配慮に気付かされます。



 カウンターの一席に座り、7、8分待つと、ご覧のような、「浸け豚そば」がカウンター越しに運ばれてきます。



 スープは濃厚そうで何か色々と混ざっている感じで、麺は白っぽいストレート中太麺です。






































 実際に食してみると、確かにスープは濃厚です。動物系と魚介系のダブルスープで、スープには、ほぐされた豚チャーシュー、玉ねぎ、青ねぎなどが混ぜ込まれており、スープ全体としては十分なボリュームがあります。麺はストレート麺ではありますが、スープに良く絡んでいたと思います。
 また、スープに含まれる玉ねぎの食感がなんとも言えない位によいです。ほぐしチャーシューは非常にやわらかく、口の中でとろけます。

 なお、あくまで、私の個人的な嗜好ですが、スープはもう少し熱くしてほしいところです。つけ麺自体が水洗いされていますので、つけ麺を全て食べ終わる頃にはスープがすっかり冷めてしまいます。せめて、割スープで温まろうと思ったのですが、残念ながら割スープもぬるく、私的には味はいいのだけれど、スープの温度に満足感が得られなかったというところでした。

 池袋は、ラーメンおよびつけ麺の大激戦区でもあります。激戦区でありながらも、それぞれのお店が個性を出し合いながら、多くの店が長く共存している地でもあります。「俺の空」も、元々は2001年6月に高田馬場で開業し、2006年2月28日に「俺の空 池袋店」の前進となる「我空」を池袋に開店させ、今日まで多くのお客にラーメンを提供してきており、間違えなく池袋のラーメン店の発展に十分に寄与しているお店だと思います。次の来店時には、ぜひ温かい「掛け豚そば」を食べてみたいと思います。なお、「俺の空」は、2007年5月26日に「我空」を一旦、閉店させた後、「俺の空 池袋店」として再開店させて、営業を続けています。

店名:俺の空(おれのそら)
住所:東京都豊島区東池袋1-31-7原ビル1F
電話:03-5954-2777
営業時間:11:00~22:00(スープが無くなり次第終了)、日曜営業
定休日:無休
喫煙:完全禁煙


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