2013年11月10日日曜日

映画「スティーブ・ジョブス」を観て

先日、映画「スティーブ・ジョブス」(監督、製作:ジョシュア・マイケル・スターン、脚本:マット・ホワイトレイ)を観てきました。









 出演者: スティーブ・ジョブズ(アシュトン・カッチャー)、 スティーブ・ウォズニアック(ジョシュ・ギャッド)、ジュリー(アマンダ・クルー)、マイク・マークラ(ダーモット・マローニー)、ジョン・スカリー(マシュー・モディーン )、アーサー・ロック(J・K・シモンズ )、ダニエル・コッケ(ルーカス・ハース)、ビル・フェルナンデス(ヴィクター・ラサック)、クリス・エスピノサ(エディ・ハッセル)、ロッド・ホルト(ロン・エルダード)、アル・アルコーン(デヴィッド・デンマン)、クリス=アン・ブレナン(アーナ・オライリー)、ポール・ジョブズ(ジョン・ゲッツ)、 クララ・ジョブズ(レスリー・アン・ウォーレン)、ビル・アトキンソン(ネルソン・フランクリン)、アンディ・ハーツフェルド(エルデン・ヘンソン)、バレル・スミス(レニー・ジェイコブソン)、 ギル・アメリオ(ケヴィン・ダン )、ジャック・ダッドマン(ジェームズ・ウッズ)、ポール・テレル(ブラッド・ウィリアム・ヘンケ)、ジョナサン・アイブ(ジャイルズ・マッシー)



 映画は、「ipad」の発表会から始まります。意気揚々と壇上に立って間を持ちながらポケットから「ipad」を取り出す姿が印象的でした。
   その後、ストーリは、スティーブが学生だった頃に戻り、会社設立、仲間の追い出しによる退職、逆に仲間を追い出しての復職、その後の再成功の経緯が、複雑な人間関係(仲間との出会いや別れ)を通じて、忠実に再現されていました。
 この映画は、まさに「スティーブ・ジョブス」の実話を映像化した作品で、スティーブ・ジョブスの学生から復活劇までの出来事がバランスよく描かれていると思いました。
 その反面、映画に盛り込まれた出来事が盛りだくさんだったためか、1つ1つの出来事の表現があっさりし過ぎてしまっているようにも感じました。約2~3時間という限られた映画上映時間の中で彼の功績の全てを色濃く盛り込むことは難しいとは思うのですが、全体的な流れを維持しつつも、もっとも印象的な出来事を強調するなどの工夫が欲しいところです。
 映画のエンディングは、スティーブ・ジョブズを始め登場人物の実写と、出演者の写真とが並べて表示されます。出演者は、登場人物に実に似ています。しぐさなども徹底的に研究されていることも伺えます。この映画では、いかに出演者を登場人物に似せるかにも大きな力を注いでいたことがうかがえます。個人的には、エンディングではなく、映画の最初の方に表示した方が観客へのインパクトが強かったのではないかと思います。


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