麺屋 彩未（さいみ） （北海道札幌市豊平区）

　2014年８月某日に、北海道札幌市に店を構えている『麺屋　彩未（さいみ）』に行ってきました。　この店は、北海道では大変な有名店で、様々なガイドブックでも顧客評価１位を獲得しています。この店の店主（奥　雅彦さん）は、有名店「すみれ」の出身で、新横浜ラーメン博物館内の「すみれ」で修行され、２０００年に独立して、この『麺屋　彩未（さいみ）』を開業されました。

　伺った日時は、夏休み中といえでも、平日の雨の日、しかも昼下がりの２時過ぎでしたが、ご覧の通り、既に約３０人近くの行列ができていました。しかも、この店は、札幌から地下鉄東豊線で約　１５分行った「美園駅」から徒歩6分のところにあり、決して立地条件はよくないのですが、それだけ味が秀でているというのかと、期待がすごく高まりました。

　そして、夏とは言え、激しい雨の中、半袖のTシャツに、長袖のシャツを羽織っても、少し寒気がする中、約１時間半近く待って、ようやく店内に入れました。

　店内は、ご覧のような１０席のカウンターと、２卓の４席テーブルと､１卓の２席テーブルと、全２０席です。

　メニューは、シンプルに、味噌ラーメン700円、醤油ラーメン700円、塩ラーメン700円が中心です。

　私は、もちろん、味噌ラーメンを注文しました。

　ご覧の通り、シンプルです。具は、チャーシュー、もやし、ネギ、細メンマです。
すみれや純連（じゅんれん）のように、スープ表面の油は目立ちません。

　スープは、すみれや純連（じゅんれん）よりもさっぱりしていますが、味噌のコクはしっかり感じられ、非常に飲みやすかったです。

　麺は、森住製麺製のちじれ麺で、味噌スープを絶妙と絡み合い、丼内の各素材の融合を引き立てます。

　食後、店外では、すっかり雨も小降りになっていましたが、新たな来客がまだ列を作っていました。本当に、すごい人気のお店です。

店名：麺屋　彩未（さいみ）
住所：北海道札幌市豊平区美園十条5-3-12
電話：011-820-6511
営業時間：11:00～15:15、17:00～19:30(L.O.)
定休日：月曜日・他月２回不定休あり
最寄駅：地下鉄東豊線　美園駅１番出口より徒歩6分、北海道中央バス　平岸5条8丁目バス停より徒歩7分




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上野動物園

　先日、上野動物園に行ってきました。　癒されますね。

舞台「暗転セクロスｗ」（上野ストアハウス）

　先日、舞台「暗転セクロスｗ」を観覧してきました。
　
　作・演出は、岡本貴也　氏。この方は、1972年生まれで、この世界では珍しい理系出身だそうです（1997年に早稲田大学院・生物物理学修了、理学修士号取得し、出版社に勤務後、1999年から劇団「タコあし電源」を旗揚げし、執筆及び演劇活動を開始。そして、2000年、久世塾一期生になり、糸井重里賞受賞作で映像デビューされ、舞台の演出、脚本、プロデュース、テレビドラマの脚本、監督、映画の監督、脚本等、幅広い分野で活躍。）（参照元）


　テーマは、大雨の日のモーテルになだれ込むカップルたちの生きざま。　暗転させながら、同時進行している６部屋を次々と照らしていきます。
　
　街コンで知り合ったばかりの虚構カップル、風俗嬢を呼んだ遠距離恋愛中のカップル、強盗男女とコンビニ男女、時間旅行中の土方と沖田、自殺願望者とピザ配達人、２組の不妊夫婦と、盛りだくさん。

　そして、この舞台は、全ての役柄に対してダブルキャスト（チーム休憩とチーム宿泊）です。

　テーマ名から想像されるように、色っぽいところから入りますが、笑いあり、泣きもあり、各部屋の成り行きは、私の感情を大きく揺さぶるもので、素晴らしかったです。

　この舞台を知ったきっかけは、この舞台の「チーム宿泊」に所属する「桐山菜穂」さんです。私自身は桐山さんとは面識は全くないのですが、あるお笑いライブの取材ビデオで桐山さんがインタビューアーをされていて、ちょっと調べてみたら、色々面白い舞台に参画されている方だなあと思い、ちらちらとツイッター等で舞台の情報を拾っていたところ、この舞台に当たりました。桐山さんは、５部屋目のところで刀をもって出演されています。

　
　１０月１９日まで１日２～３講演行われていますので、興味がありましたら観覧されてみては～。
　


「暗転セクロスｗ」公式ブログ： http://ameblo.jp/anten201410/

「暗転セクロスｗ」宣伝ビデオ：http://www.youtube.com/watch?v=-wMDuh5RIyc

「暗転セクロスｗ」ツイッター：https://twitter.com/blackout_sex_w

チケット：http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=56840

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「あぶく銭師たちよ！－昭和虚人伝」佐野眞一 著

あぶく銭師たちよ!―昭和虚人伝 (ちくま文庫) 佐野 眞一 筑摩書房 1999-01 売り上げランキング : 76185 Amazonで詳しく見る by G-Tools

　「あぶく銭師たちよ！－昭和虚人伝」佐野眞一　著　を読みました。

　佐野 眞一　氏は、1947年（昭和22年）1月29日生まれのジャーナリスト、ノンフィクション作家です。主な受賞歴は、大宅壮一ノンフィクション賞（1997年）、第31回講談社ノンフィクション (2009年)。代表作としては、「東電ＯＬ殺人事件」などがあります。

　この「あぶく銭師たちよ！－昭和虚人伝」は、昭和のバブル時に、巨額の富を掴んだ６人の男女を特集しています。

　リクルート創業者の江副浩正、地上げ屋の早坂多太吉、大殺界占い師の細木数子、フジサンケイグループの鹿内春雄、虚飾のデザイナー斎藤都世子のそれぞれの実像をあぶり出しています。

　佐野氏の著書の特徴的なところは、徹底した取材に基づく詳細な事実説明と、複数の話題を時系列でなく同時に進行させる複線的な記述法かと思います。本書でも、随所に、複雑に絡み合う人間関係を円滑に捌き切り、非常に分かりやすく編集されています。

 最後に、佐野氏が「文庫版のためのあとがき」に寄せた「バブルの時代」について、引用します。『昭和末期から平成にかけて日本列島を襲った「バブルの時代」とは、人間の生活の中心に現金が据えられ、金の前では人の命もなにもかもが羽毛のように軽くなった時代だった。あの時代、政治家から官僚、経営者から庶民にいたるまで拝金思想に凝り固まった。「清貧の思想」などというつもりはさらさらないが、貧しさにも「功徳」があることを、かつての日本人は本能的に知っていた。家に金がなければ泥棒にも入られる心配もなく、戸じまりする必要もない。日本人はついこの前までそのことを知悉し、かつ実践していたのである。』『「バブルの時代」とは、一億日本人が熱病のような拝金思想に冒された、狂った一ページだった。』

　

　

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