さっぽろ雪まつりは、今年で第63回を迎えました。会場は、3つで、大通り会場(大通公園西1丁目から西12丁目まで)、つーどーむ会場(札幌市スポーツ交流施設 「つどーむ」)およびすすきの会場(南4条通りから南6条通りまでの駅前通り)でした。
観客数は、205万4000人で、昨年と比較して、15%も減ってしまったようです。その原因は、「中国や台湾からの観光客が減ったことに加え、期間後半を襲った寒波の影響で交通機関が大きく乱れ客足が鈍ったことによるものとも言われています(2012年2月13日読売新聞)。
なお、近年の観客数は、62回(平成23年)241万6千人、61回(平成22年)243万3千人、60回(平成21年)208万人、59回(平成20年)215万9千人となっています(札幌雪まつり公式HPより)。
来年2013年の第64回さっぽろ雪まつりは2013年(平成25年)2月5日(火)~11日(月・祝)の7日間で開催予定です。
雪まつりは、開催回数から分かりますように、 その歴史は長く、1950年に札幌観光協会と札幌市の主催によって開催されたのが始まりとのことです。初期は、札幌市内の中学校や小学校の学生のみによって雪像が5~6基制作されていましたが、第5回(1954年)から市民制作の雪像が加わり、第6回(1953年)以降、陸上自衛隊、商社、市の出張所その他様々な参加者による多数の雪像が制作されるようになりました。なお、陸上自衛隊の参加は、「夜戦築城訓練」の名目だそうです。また、大雪像の制作(制作の様子へ)には約1カ月もかかるそうです。(参照元)
私は、つーどーむ会場には行けませんでしたが、大通り会場とすすきの会場に行きました。
大通り会場とすすきの会場とに分けて、雪像の写真を載せます。
1.大通り会場
(1)大雪像
①ミッキーマウスとマジカルハットのモニュメント(高さ12m×奥行15m×横幅18m)
②台湾の古宮博物院(高さ10m×奥行1m×横幅18m)
古宮博物院は、台湾台北市北部の士林区に所在する世界4大博物館の1つで、約61万点もの美術品を所蔵しています。
③インドのタージマハル(高さ18m×奥行21m×横幅30m)
タージマハルは、1632年に着工、1653年に完成しました(建設期間約22年)。また、ユネスコの世界文化遺産に登録されています(1983年登録)。
④雪の水族館~海からの贈りもの~(高さ15m×奥行20m×横幅25m)
クジラや、イルカや、アザラシや、セイウチなど、様々な海の生き物が躍動的に再現されており、まるで水族館の中にいるかのようです。
⑤福島県会津の鶴ヶ城(高さ15m×奥行21m×横幅20m)
鶴ヶ城は、葦名直盛が志徳元年(1384年)に造った「東黒川館」が発祥とされていいます。
⑥トリコとワンピースのコラボ(高さ15m×奥行20m×横幅24m)
国民的な人気の2つのアニメのキャラクターがコラボしています。トリコ、小松、テリー、ルフィおよびチョッパーが大きな雪像となって現れました。
(2)市民制作
本年は、688チームの申し込みがあり、公募倍率はなんと7.0倍(過去最高)だったそうです。
2.すすきの会場
60基の大中の氷彫刻が展示されていました。氷彫刻のコンクール作品も展示されていたようです。また、氷でできたアイスバーも開店していました。さらに、氷彫刻の実演もされていました。
60基の大中の氷彫刻が展示されていました。氷彫刻のコンクール作品も展示されていたようです。また、氷でできたアイスバーも開店していました。さらに、氷彫刻の実演もされていました。
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